スペイン サグラダ・ファミリアのアイキャッチ画像

ワールドの概要

19世紀末〜20世紀初頭、カタルーニャ地方で興った芸術復興運動モデルニスモ。その一翼を担ったのが、スペインを代表する建築家アントニ・ガウディです。自然界にモチーフを求め、曲線を多用した独創的なデザインは、まさしく芸術。感性の赴くままに表現されたかに見える奇妙な造形も、実は構造力学的な合理性に裏打ちされたものでした。晩年のガウディが心血を注いだサグラダ・ファミリア。キリストの生涯を描いたこの壮大な教会は、信者からの寄進と拝観料だけで建設費用が賄われているため、世紀をまたいだ現在もなお工事が続けられています。生誕の門に続き、受難の門もついに完成し、残すは栄光の門のみ。2026年頃と見込まれる落成を世界中が待ちわびています。

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